気温によってiPhoneのバッテリー性能が劣化する?

①概要

「気温でバッテリー性能が落ちるなんて本当?」と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、

これは本当の話で、かなりざっくり申し上げますと、iPhoneに搭載されているようなリチウムイオンバッテリーは、

周囲の温度を25℃を基準に作られているため、この気温を大きく下回る環境下では性能が低下するとされております。

ちなみに、”25℃を基準に”という事なので、暑すぎても性能の低下を招きます。

それでは、低温時及び、高温時にそれぞれ起こっている事に触れます。

②低温時にはどうなる?

内部抵抗が上がるとバッテリーを放電できる限界電圧である放電終止電圧にあたりやすくなり、結果として低温時は容量が低下します。

(低温時に急速充電を行うとリチウム金属の”電析”という現象が起こり急激な劣化が起こる場合があります)

※放電終止電圧とは・・・安全に放電を行える放電電圧の最低値の事を指します。

※気温低下による一時的な性能低下の場合、温度が上がれば、正常なバッテリーであれば容量は回復します。

※逆にリチウムイオン電池における高温下での容量の劣化は主に元に戻すことができません。

③高温時にはどうなる?

リチウムイオンバッテリーの最高許容周囲温度は「45℃」と規定されています。

日本国内の一般的な環境であれば45℃以上の周囲温度になることは考えられませんが、直射日光の当たる自動車内への放置、

入浴中の利用を想定すると、45℃を超過した危険温度になり得ます。

バッテリーの温度上昇は寿命の低下だけでなく、本体の電子回路や内部配線の絶縁劣化を引き起こす原因となり、

異常発熱による発煙や発火、本体の変形などの不具合につながります。

高温条件ではバッテリーは著しい性能劣化を引き起こし、これらの影響により一般的に「500回」といわれる充電サイクル回数に至る前に、

電池が寿命となる事例も多くあります。

 

小難しい内容も少々ありましたが(汗)、とにかくできる限り快適な環境でiPhoneを使用するように心がけ、

少しでも長く愛用したいものですね、本体金額もかなり上がってきましたし・・・

それでも、破損や機種変更で使わなくなったiPhoneなどのスマホ、iPadなどのタブレット端末などがありましたら、

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