そもそもレッドスピネルとはどんな石?

①色と類似性

レッドスピネルはその名の通り、美しい赤色を持つ個体があります。

この赤色はルビーに似る事から、過去にはルビーと混同されるケースがありました。

実際、イギリス王室の王冠にセットされている140ctの「黒太子のルビー」は、

実はスピネルであったというケースもあったほどです。

②赤色のバリエーション

レッドスピネルは単一の赤色だけでなく、さまざまな赤色のバリエーションが存在します。

これにはピンク系統からオレンジ系統までさまざまなトーンが含まれます。

最も価値の高いものは、鮮やかな赤色であり、特に紫みを帯びたものは高く評価されます。

③赤以外のスピネル

スピネルは赤以外の色も存在し、青、緑、紫、オレンジ、ピンクなど多くの色があります。

それぞれの色に固有の名前があり、たとえば青いスピネルはそのままですが「ブルースピネル」と呼ばれます。

④産地

レッドスピネルは世界各地で産出しますが、特にミャンマー(ビルマ)やスリランカ、

タジキスタン、ベトナム、タイなどが有名です。

ミャンマーのモゴック地方からは特に高品質なレッドスピネルが産出される事で知られています。

⑤歴史と有名な宝石

レッドスピネルは古代から知られており、歴史的な宝石としても非常に価値が高いです。

有名な宝石収集家や王室の宝飾品に使用された事もあり、その美しさと希少性から多くの人々に愛されています。

⑥レッドスピネルの評価

レッドスピネルの評価は、色、クラリティ(透明度)、カラット(重さ)、カット(カットの質)、起源などに依存します。

最も価値の高いものは、鮮やかな赤色を持ち、内包物が少なく、希少な産地で産出されたものです。

⑦癒しの石としての信仰

レッドスピネルは、心地よいエネルギーを持つ宝石とされ、エネルギーを活性化させ、

情熱とエネルギーを高めると信じられています。

また、精神的な安定感や愛情を高めるとも言われています。

 

引き続き、宝石シリーズをお送りしております。

宝石は本当にたくさんありますが、可能な限りさらに宝石の投稿をさせて頂こうと考えております。

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